花火を打ち上げるための条件等
福岡県の保安距離
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無許可消費数量(サプライズ花火75発)
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保安距離について
花火を打ち上げるには、安全な距離(保安距離)を確保しなければなりません。2.5号~10号(尺玉)まで、それぞれ確保しなければならない距離が法律により規制されています。決められた距離を確保し警備員を配置して、立ち入り禁止エリアを確保しなければなりません。また、火災が発生した場合の対処も講じなければなりません。そういった安全対策が整って花火を打ち上げることが可能となります。
煙火許可申請書までの流れ
花火大会を行うには、県へ許可申請書を提出し許可をもらうことが必要です。
条件とは
イ, 保安距離や立ち入り禁止エリアを確保できる場所の選定。
ロ, 選定した場所の保安距離の範囲の場所の所有者(地権者)の同意。
ハ, 道路が立ち入り禁止になる場合は行政(町道や県道)や警察署の同意が必要になります。
二, 防波堤や台船を使用して打ち上げる場合は、保安距離が航路や灯台が掛かる場合は海上保安庁の許可が必要。
ホ, 海上であっても保安距離の円内への侵入を防止するための措置(警備艇の配置)を行う。
へ, 所轄の警察署へ花火大会実施に向け、必要案件について実施計画の概要を説明し、指導を受ける。
ト, 必要条件が整えば、県への煙火消費許可申請書を作成し提出する。
無許可消費について(サプライズ花火)
花火大会の様な大規模な花火を打ち上げるには県の許可申請が必要ですが、小規模の花火であれば申請をせずに打ち上げることができます。各地域の消防署へ届け出ることで、打ち上げ可能になる数量が法律で決めてあります。しかしながら、保安対策や防火対策は怠りなく実施しなければなりませんし、打ち上げ花火の場合は総数が75発となり、これを超えれば申請をしなければなりません。
