花火が出来るまで
1.配合
花火の色によって、さまざまな薬品を混ぜ合わせます。
火薬は色を出す役目の色火材、燃焼を助ける助燃材、燃焼させるための酸化剤をふるいにかけて丁寧に慎重に混ぜ合わせます。
2.星掛け
配合された薬品を成形して、星を造ります。
火薬を水に溶かし泥薬を作り、小さな粒にで泥薬をかけてその上に火薬をまぶしていく作業。量を間違えると団子のようになるので、とても難しいから熟練した職人技です。
3.日乾
成形した星を乾かします。(1日前後)
天日乾燥で、1回に1㎜~2㎜程度大きくしていきます。
1尺玉は約3㎝程度まで大きくしていきます。
4.玉込
乾いた星を段ボールをプレスした半球状の玉皮に星を並べて、中央に星を飛ばす割火薬を詰めていく作業を行います。(写真は2.5号玉7.5㎝)
5.玉貼り
玉込をした球状の皮に糊付けしたクラフト紙を貼り、1回ごとに乾燥させて何回も繰り返して張っていきます。
6.日乾
玉は天日か乾燥室で1回に4枚貼っては乾燥させます。
(造る玉の大きさ・種類により1回~15回前後)
7.打上げ
仕掛け花火や打上花火はもちろん、音楽にシンクロさせた花火など予算や場所に合わせて皆さんの思い出に残る花火を打ち上げます。